断りたいのに断ることが苦手な人は、お国がらなんでしょうか、日本人に多いそうです。確かに私の身の回りにも結構いる気がします。意外と年代は関係なさそうです。
昔は私も結構、断ることが苦手だったのですが、最近は上手に断ることができるようになりました。人によっては大した問題ではなくても、悩んでいる人にとっては大問題です。
この記事では、断ることが苦手だった私が上手に断ることができるようになった経緯と、断ることが苦手だとデメリットがあることを中心に紹介していきます。
《この記事を読むことで分かること》
〇 上手に断るコツが分かる。
〇 断ることの重要性が分かる。
~断ることが苦手な人の特徴~
特徴の前に、断ることが苦手(できない)と言っても、どういったことが断れないのかには色々あると思います。
①仕事
②飲みの誘い(職場)
③飲みの誘い(友達)
④遊びの誘い(職場)
⑤遊びの誘い(友達)
⑥結婚式の誘い(職場)
⑦結婚式の誘い(友達)
大体こんな感じでしょうか。誘いも職場関係なのか友達なのかで変わってきますよね。まずは自分がこの中のどれが断れないのか把握しましょう。
そして、断れない人の最大の特徴は、<優しい・優柔不断>。
これに尽きます。すごく優しい人が多いですね。そんなあなたもしっかりと断れるようになっていきましょう。
前述した項目のうち、ぶっちゃけ友達の誘いが一番断りやすいです。なぜなら友達なので気がねする必要がないからです。勿論、ドタキャンはいけませんが、もし断ってグチグチ言ってくるのであれば、それは本当の友達ではないですから。
極端な話、そんな友達とは縁を切ってもいいかもしれません。苦手な人にとっては、はじめは少し勇気がいりますが思い切って断りましょう。
問題は仕事と職場関係の誘いです。これは次項で詳しく述べていきます。
~断り下手は損をする~
ますは仕事から。仕事を断るのが苦手な人は、場合によっては損をします。『全ての仕事を断れ』と言っているのではありません。
むしろ若い頃などは、自身の成長のために進んで仕事を受けるべきだと個人的には思います。では、どういうことなのかというと、【自分でなくても出来る仕事は任せる】ということです。
そうやって断らないと、あなたの自由な時間はどんどん減っていきます。これは本当に危険なことです。やはり何を生み出すにしても時間は必要なのですから。
職場関係の誘いも似ている部分があります。必要な時もありますが、自分にとってあまり意味のない時もあります。そんな時は、お金と時間の浪費以外の何物でもありません。
以上のことを断るためにも意識としてもっておきましょう。
~断るとどうなるのか~
続いて、断ることが苦手な人が考えてしまう「断ったらどうなるのか?」という不安についてです。早めに断るのであれば、意外と大したことありません。言われたとしても長くて3日ほどです。
つまり、気にしすぎなのです。あーだこーだ言ってくる人はほとんどいません。まれにいたとしても、他の人もその人には嫌気がさしています。あなたは間違っていません。勇気を持って下さい。
そして必要でない誘いを断ることが増えてくると、だんだんと誘い自体も減ってきます。これも気にしないようにしましょう。それこそがあなたの求めていたことなのですから。
ここまでの記事でだいぶ断ることについての認識が変わってきたのではないでしょうか?次項では、具体的なコツを紹介していきます。
~断る方法(コツ)~
まず一番初めに身に着けておいてほしいことが、誘いに対して即答しないことです。(断る場合はOK!)
どういうことかと言うと、断ることが苦手な人の多くは、声をかけられたその時に「大丈夫です!」と即答してしまうのです。
これをすると後で断るのが本当にしにくくなります。そのため、どんな風に声をかけられても、まずは、
「確認してから返事します!」
この言葉が返せるようにしておきましょう。これは本当に大事かつ効果的です。そして、後日落ち着いた状態で断りをいれましょう。
断る方法としては、≪メール(LINE)・電話・直接会って話す≫のいずれかですね。できれば、直接会って話した方が印象は良いです。しかし、他の手段でも、きちんと理由を添えることで断ることができます。
~断る理由例~
①金欠:「今月出費が多くて・・・。」
➡飲みの場合に言いやすく効果的です。お金がないので仕方がないので諦めてくれることがほとんどです。
②身内の事情「身内の調子が悪くて・・・。」
➡これも言いやすいです。こう言うとツッコんでくる人は、ほぼいないと言っても過言ではありません。またツッコまれて上手く切り返せなくても、「言いにくい事情があるんだな。」と思ってくれます。
③友達(幼馴染)の結婚式「スピーチを頼まれていて・・・。」
➡これは結婚式の出席を断るのに有効です。結婚式の場合、人とかぶるパターンは十分にあります。また、ただの友達ではなく、幼馴染というのも「じゃあ仕方ないか。」となりやすいです。
~まとめ~
〇 断れないことは損
〇 断ること=時間の確保
〇 仕事でも必要不可欠
当然、断ってはいけない時や断るべきではない時はあります。しかし、それは断ることが苦手な人なら十分に分かっていることです。だからこそしっかりと断る時は断ることを実践していって下さい。この記事は少しでも参考になることを祈っています。