当ブログでも、これからの世の中でお金の勉強や資産を運用していくことは必要不可欠だということをたびたび記事にしてきました。
しかし今回は『子どものうちから出来る資産運用の方法』と『子どもにお金の価値を理解させる方法』を紹介したいと思います。
今の世の中学歴だけでは上手く渡っていけませんよ!少しでも気になった方はこのまま記事を読み進めて下さいね~。
目次
~恐ろしい低金利の時代~
まず、はじめに知っておかなければならないことは、現在の日本では普通に銀行口座にお金を普通に貯めていても、
金利は雀の涙なんだということです。
金利はわずかなのに、お金をおろすのに手数料がかかることもあるなんて何か納得できませんしね。まあこれは私の個人的な愚痴ですがね笑。
話が少しそれましたが、金利を期待できない以上、自らが老後を安心して過ごすのは勿論、自分の子どもが豊かに生きていくには何か方法を考えるしかありません。というわけで今回は資産運用についてとお金の価値をどうやって理解させるのかを考えていきます。
~大人が分かってなくても大丈夫!~
いざ、子どもに投資を教えたくても大人である自分が分かっていないパターンって多くないですか?でも大丈夫です!なぜなら従来の日本は資産運用や投資をしなくても老後は安心のあるものだったので、はっきり言って現在大人でも投資に詳しい人はかなり少ないでしょう!
自分も分かっていないので勉強するんだという姿を見せるのが子どもにとっても良いと思います。また、親子で参加できるセミナーなどもありますので、この際一緒に勉強してみましょう。
~iDeCoやNISAって知ってますか?~
とりあえずこれから投資ついて知っていく上で、知っておきたいキーワードは『iDeCo』や『NISA』です。なんじゃそりゃ?と思った人の方が多いので安心してくださいね〜。
『iDeCo(イデコ)』
従来、確定拠出年金制度というものがありました。確定拠出年金制度とは、簡単に言えば節税しながらお金を積み立てるものです。この確定拠出年金制度を上手に利用すると、例えば年収500万円の人は10年間で約60万円節税することができます。この60万円は定期預金した場合の利回りに換算すると20%以上にも上る大きなものなんです。すごいでしょ!?
しかし、今までは公務員や主婦などは利用できませんでしたが、2017年に実質、国民全員が加入できる制度として生まれ変わりました。それが『iDeCo(イデコ)』だと思って下さい。
次に『NISA(ニーサ)』です。
『NISA(ニーサ)』
『NISA(ニーサ)』とは、【株や投資信託(投信)などの運用益や配当金を一定額非課税にする制度】のことです。つまりNISA口座で取引をすると、税金面で大きなメリットがあるのです。これから投資を始めようと思っている方も、すでに始めている方も、しっかりと理解しておく必要があります。
あんまり専門用語を使うと意味が分からなくなるので、一番のメリットを始めに説明しておきます。なんといっても120万円までの投資なら株などで得た利益の税金がかからないことです。
そんなにお得なの?と思うかもしれませんが、普通の口座だと、投資で得た利益には約20%の税金がかかります。
例えば100万円の株を買って、150万円で売ったら、売却益は50万円です。しかし、『NISA(ニーサ)』かそうじゃないかで10万円以上の大きな差が出てくるのです!
以上、簡単に『iDeCo』と『NISA』について説明させてもらいました。次はいよいよ実際に子どもが資産を運用していく方法について迫っていきます。
~身近なお年玉運用法?~
最近は、前述したiDeCo(イデコ)やNISA(ニーサ)などのリスクを分散する積み立て投資や、子供名義でも投資できるものもあるし、少額から投資できます。要するに初めて投資をする人向けと言えます。
まずはこういったところを入り口にしてみるのがいいでしょう!ちなみにお年玉の平均額は、小中学生で2万~3万円だそうなので、そこにおこづかいをプラスすれば、毎月3000円くらいの積み立て投資は決して不可能ではありませんよ!
~おこづかいを管理させよう!~
当ブログでも何回か話題に上げましたが、欧米の学校で組み込まれているお金に感するカリキュラムが日本にはあないので、いかに家庭で親がどう教えるかが重要になってきます。そこでおススメしたいのがシンプルに【お小遣い制】です。
一口にお小遣いといっても、おだちん制と定額制がありますよね。日本では月に500円などのように定額制が多いですが、お手伝いをしたら100円のような【おだちん制】で始める方が、子どもがお金の使い方や価値を理解していきます。
それに小さい子どもは、お金はいくらでもあると思っていることが本当に多いです。
しかし、働かないともらえない、がまんしないと貯まらない、使うには限りがある、ということを早く理解させるには、おだちん制の方が理解できるのです。
ここで注意したいのいが、おだちん制でずっといってしまうと、お金をもらわないと何もしない子どもになってしまう可能性もあるので、ある程度お金の価値が分かってきたら定額制に変えていくとよいと思います。
~継続して管理できるように~
お小遣いのやりくりと同時に、長続きできる方法でお金を管理することを経験させましょう。一番手っ取り早いのが『お小遣い帳をつけさせること』です。しかし、実際に長続きさせることののは子どもには難しいです。
そのため、あくまで子ども自身が管理するのが基本ですが、親がある程度手助けしてあげるのも重要です。
~まとめ~
○子どものうちから資産運用に慣れさせておくことが重要
○投資を親子で学んでいく時代になっていく
○お小遣いでお金の価値を理解させよう
本当に近頃、数年先にはお金の心配がつきまとうというようなニュースが多いです。おそらく何もしない人は本当に今後、笑っていられない時代になるのかもしれません。少しでも準備をはやく始めて豊かな人生にしていきたいですね~(^^)/