現在開催されているクラブワールドカップ準決勝の試合にのぞんだ本田圭佑選手(31)が所属する北中米カリブ海王者パチューカでしたが延長戦の末、南米王者グレミオに惜しくも0-1で敗れ決勝進出を逃しました。しかし、本田選手は試合を振り返って、やれることはやったので悔いはないとコメントしています。
これまで海外のいろいろなチームを渡り歩いてきた本田選手ですが、決して天才型の選手ではありません。そんな彼がなぜ世界で戦えているのでしょうか?
彼の名言からその理由が理解できる気がします!
サッカー好きではない人も
ぜひ本田選手の名言を知って下さい。
モチベーションが上がること間違いなしです。
本田圭佑選手のプロフィール
1986年6月13日生まれ、大阪府摂津市出身です。身長182cm、体重74kgと体格にはめぐまれている方ですね。
~所属チーム~
小学校 摂津FC(大阪)
中学校 ガンバ大阪ジュニアユース(大阪)
高校 星稜高校(石川県) 全国高校サッカー選手権ベスト4
プロ 名古屋グランパス リーグ戦90試合出場、11得点
VVVフェンロ(オランダ) 年間最優秀選手賞(2部リーグ)
CSKAモスクワ(ロシア) ロシアチーム史上初のCLベスト8
ACミラン(イタリア) 背番号10を背負う
パチューカ(メキシコ) 主力として活躍
日本代表 2008年にフル代表デビューし日本のエースとして2回のワールドカップで3得点しています。
これだけ見れば、順風満帆なサッカー人生のように見えるが、実は何度も挫折をあじわっています。
数々の挫折
中学時代に所属していたガンバユースに高校では昇格内定が出ませんでした。スピードやスタミナ不足が原因とされていますが同じポジションに家長選手(川崎フロンターレ)がいたことが大きかったようです。
昇格できないと考えた彼は次のステージを星稜高校(石川県)に決めて結果を出していきます。その後、名古屋グランパスに入団後、オランダのVVVに移籍。ここでも挫折を味わいます。
自分のスタイルがなかなか認めてもらえず、チャンスでもパスが回って来ないのです。しかもチームも2部に落ちました。それから本田選手はゴールを奪わなければ評価されないと考え、自らのプレースタイルを変えMVPに選ばれる活躍をしました。
その活躍が認められ、CSKAモスクワ(ロシア)に移籍します。順調にいっていましたがプレー中に相手選手のタックルで膝の半月板を摘出する大怪我を追います。選手生命にかかわるものでしたが乗り越えました。
そしてひと昔の日本では考えられなかったACミラン(イタリア)への移籍後も最初はほとんどの時間がベンチ、試合終了間際に時間稼ぎとして出場するだけの存在でした。しかし、不屈の精神とチームメイトが認める努力をもってして、主力としての地位を手に入れました。
このように数々の挫折を乗り越え、そのたび目標を達成してきているのです。何よりこのメンタルの強さに尊敬せざるを得ません。
そんな本田選手の名言の中から特に心にひびいたものを紹介します。
本田選手の名言
・何で他人が俺の進む道を決めんねん。自分の道は、自分が決める。
・挫折は過程、最後に成功すれば挫折は過程に変わる。だから成功するまで諦めないだけ。
・俺なんて全然、天才タイプじゃないし。それで才能がないから諦めろなんて言われたらどんだけの人が一瞬で諦めなきゃあかんねん。
・一年後の成功を想像すると日々の地味な作業に取り組むことができる。
・オレの人生は挫折の連続なんです。
でもそこからはい上がろうとして、未知の世界を知ることもある。
本田選手の生き方から
同世代である私は正直、本田選手より家長選手の方に注目していました。それにプロ入り当初の本田選手にはフリーキック以外武器はなく大した選手ではないと思っていました。ビッグマウスだと世間からバッシングされたこともありました。
しかし、前述の名言にあるように自ら設定した高い目標に向かって「強い心」で徐々にステップアップしていく姿に本当に感動しました。誰しも挫折はあるし、夢はあります。
才能や運はもちろん大切ですが私は人生において何より必要なことは心の持ち方にあることを本田選手の生き方から学びました。現在、自分にも目標はありますが、くじけそうな時は本田選手の名言からモチベーションを高めて諦めず取り組んでいます(^^)/